クレマチスの増殖

竹内 博

クレマチスは原種が原生地で生育するごく限られた場合以外は自己増殖して種(しゅ)を保つのはむずかしいようです。
カザグルマでさえ自生地近所の人が山採り品を庭に栽培した場合とか、カザグルマの自生地が開発されるため環境が似ているごくの空き地に移動した場合でも長期にわたって消えないで持ち越せた例はそう多くはありません。
まして暑い日本の平地で、決められた土地で庭植えや鉢で性格もわからない交配種を栽培する場合には、いくら栽培に自信がある人でもどうしてもなくすことを前提で栽培しなければなりません。
そこでコレクションを亡くさないために大切なのは常時控えの苗を持っていることで、そのためには増殖技術を身に着けていることがどうしても必要となります。

クレマチスの増殖方法には普通次の5つの方法があります。

1.播種(種蒔き)
2.挿木
3.接木
4.取り木(蔓伏せ)
5.株分け

このほかに成長点培養という方法がありますが、クレマチスの場合採算をとるのは難しいためか世界でも実施例は殆ど知られておらず、アマチュアが出来ない事ではないものの、やる意味はないので省略します。

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